4月からは新年度になり、新社会人や会社組織の人事異動などで
新しい職場で働く人も多いと季節です。
勢いよくスタートダッシュをし
「早く仕事を覚え成果を上げたい!」
「周りの先輩社員や同僚とうまくコミュニケーションを取りたい!」
といったモチベーション・動機は誰しもあるものです。
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/03/hunters-race-MYbhN8KaaEc-unsplash-1-1024x683.jpg)
ただ自分の思った通りに業務のできる人もいれば
思った通りにできず、何らかのカベにぶつかる人もいます。
カベにぶつかった時、つい自分に
プレッシャーをかけてはいませんか?
自分を追いこんではいませんか?
そのプレッシャーの中で、じつは自分自身を(無意識のうちに)
追い込んでいる言葉があることをご存知ですか?
言葉それ自体に、罪や悪意があるということではありません。
ただ使い方によっては、自分を苦しめてしまいかねないということもあるのです。
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/ben-mullins-oXV3bzR7jxI-unsplash-1024x683.jpg)
職場やもしくは学校などでは、必ず成績・成果を評価されることがあります。
「自分は何点だったのか。」
「どう評価されたのか。」
というのは誰もが気になることだと思います。
成績や結果を見た時に、あなたならどう反応しますか?
好成績なら良いですが
「ぼくはまだまだ、努力しなければいけないな。」
「わたしはもっと周りのスタッフより成長しなきゃいけない!こんなんじゃダメだ!」
と感じることってけっこうあると思います。
この記事では、実は自分を追い込んだりプレッシャーをかけている言葉を
具体例を中心に3つ紹介します。
![aki<br>(ポジティブ<br>心理学実践<br>インストラクター)](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/02/znciirgbu-e1647935029604.jpg)
(ポジティブ
心理学実践
インストラクター)
一番最後に
自分に負荷をかけない言葉も紹介します。
自分を追い込んでしまう言葉3つ
- ○○しないといけない!
- (自分なんて)まだまだ!
- こんなんじゃダメだ!
○○しないといけない!
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/linkedin-sales-solutions-nysVe5rsJtc-unsplash-1024x683.jpg)
○○しないといけない、という言葉
日常的に使っている人も多いのではないでしょうか。
しないといけない=しなければいけない、しなければならない
という表現は義務感からくるものに近いです。
なにかしらのルールや環境の中で
使われる言葉です。
外的な条件・要因があるとすると
- ノルマや目標
- 制限時間
- 地位・役職
によって義務感から『しないといけない』と考えてしまうことがあります。
学生さんにもあてはまる具体例を書いていきます。
- 親がうるさく言うから勉強しなければならない
- 今の成績だと志望校にうからないから勉強しなければならない
- 先生にあてられるかもしれないから宿題をやらなきゃいけない
- 今の力だとインターハイにはいけないから、もっと練習しなければならない
一度はこんなこと、思ったことありますよね。
ぼくもかなり、当時はありました。
(自分なんて)まだまだ!
この言葉は努力をしている途中によく出る言葉かもしれません。
例えば誰かからほめられて
「いえいえ!わたしなんかまだまだです!!」
とか
「ぼくの成績なんてまだまだだよ。志望校A判定じゃないし。」
という場面でも使われる『まだまだ』という言葉は
良い意味では謙遜する時に使います。
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/donovan-sikaona-0QcYc03sf7w-unsplash-1024x683.jpg)
ただこれが充分な成績をおさめた時や
成果を得た時にもかかわらず
「いや、ぼくなんてまだまだ…。」
「わたしなんて、あの人比べればまだまだ全然だよ。」
と言い始めると過度に自分にプレッシャーをかけている可能性があります。
こんなんじゃダメだ!
この言葉を使う時というのは
かなり自分が、何かに追い込まれている時に使う言葉かもしれません。
- 上司が求めていた条件より低い結果だった時
- 志望校の合格偏差値より低い成績を取った時
- 相手校に大差で負けた時
といった事例があげられます。
自分を追い込んでしまう人とは?
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/youtuber-2838945_1280-1024x732.jpg)
これは推測になりますが
自分を追い込んでしまう人=まじめな人
なのかもしれません。
まじめな人は
約束を守り努力しようとするし
困っていることがあると助けるし
向上していく姿勢があるように感じます。
![aki](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/02/znciirgbu-e1647935029604.jpg)
独断と偏見な勝手なイメージです。違っていたら教えてくださいね!
この姿勢は大事なことです。
誰でも仕事上や学校では
もっと成長して好成績を残したいし
良い評価を得たいという気持ちが芽生えるのは自然なことです。
ただ、この自分を追い込んでしまう言葉を使っている時を
よく思い出してほしいんです。
下の図に示しましたが
⇒○○しないといけない!
(自分の成績、成果など客観的な結果を見て) ⇒(自分なんて)まだまだ!
⇒こんなんじゃダメだ!
という考えにおちいりがちなんです。
これらの言葉を使っている時というのは
今までの取り組んだ結果を見てから
発することが多いのです。
これって実は、先生や上司から
評価をされているにもかかわらず、さらに自分がその評価を見て
再度自分自身を評価することになるんです。
客観的な評価や結果はただ受けとめるだけにしましょう。
たとえば
「今回は100点中80点だったのか。」
「今月の成果は7割だったのか。」
これでとどめておきましょう。
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評価や成績の事実だけを受けとめましょう。
自分を追い込んでいる言葉を使い続けるとどうなる?
自分を追い込んでいる言葉を使い続けると
自分自身を評価するような癖がついてきます。
![会社員](https://kagiakiblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
じつはわたしって同期の成績を見比べるといつもダメだなー。
![新社会人](https://kagiakiblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
仕事は慣れてきたけど、先輩はすごいなー。
ぼくはまだまだだなー。
自分自身を評価する癖が強くなると
ふさぎ込むまでは言いませんが、休日になっても
何となく気が晴れない、ズーンとした不安やモヤモヤした気持ちが
残ることがあります。
この状態が長期間続くと、少し恐いことを言うかもしれませんが
軽いうつ状態もしくは
うつ病に近い症状になる…かもしれません。
五月病や適応障害と表現されることもあるでしょう。
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/03/sad-gaeda58e50_1280-1024x682.jpg)
少なくとも日常生活をするうえでも
息苦しさを感じることがあります。
これとは反対に
世の中には、強い精神力をお持ちの方もいるでしょう。
![バリバリ働く<br>社会人](https://kagiakiblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doya-man.png)
社会人
「良い結果出すには自分に
プレッシャーを与えて当たり前じゃん!!」
という人もいるでしょう。
比較をして自分自身が
勝っているのか
劣っているのかの
立ち位置を気にしながら成長する時期もあるかもしれません。
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/woman-498257_1280-1024x682.jpg)
ぼくも大学卒業後、働き盛りのころは
それこそ口ぐせのように、自分を追いこむ言葉を使っていました。
この言葉を知らず知らずのうちに使い続け
どんどん自分自身を追い込んでしまい
最後に行き着いたのは
「もう何もできない、何もしたくない、する気力にもならない…。」
という状態におちいりました。
言い続けていった結果
最後は
仕事自体もできなくなって、生きる元気もなくなって
適応障害・うつ状態という病気になりました。
![前職の<br>パートさん](https://kagiakiblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/obasan.png)
パートさん
まじめでよく働く人だったから気の毒ねぇ~。
と言われたこともありました。
今は体調も回復してきていますが
今でも、この自分を追い込んでしまう言葉は
あまり使いたくない言葉です。
![aki<br>](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/02/znciirgbu-e1647935029604.jpg)
じゃあ、どうするか?
一緒に考えていきましょう!
自分に負荷をかけない言葉に言い換える!
まず
自分を追い込む言葉から
自分に負荷をかけない言葉へと転換していくということです。
適応障害・うつ状態のひどかった時
医師からは
![かかりつけ医](https://kagiakiblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
「完璧主義ではなく
自分を上手にほめたり
できたことを認めてねぎらってあげる。」
とアドバイスを受けました。
症状がひどい時は、なかなかできなかったことですが
今では少しずつ医師からのアドバイスを、自分の言葉で
自分自身をねぎらっています。
それがこちらです。
- ○○しないといけない! ➡○○を先にやっていると、あとが楽だな。先にやっとこう!
- (自分なんて)まだまだ! ➡僕はありがたいことに、ここまで出来てる。
- こんなんじゃダメだ! ➡これだけのことが出来てる。次はどこまで取り組もうか。
アドバイスをもとに
自分を追い込む言葉から
自分に負荷をかけない言葉へと転換してみました。
取り組む事実は変わっていないです。ですが
過度に自分自身を追いこむ必要もないということです。
事実を踏まえたうえで
どう思い
どう行動するのか
捉え方を変えるだけでも仕事に対する取り組み方も
変わってくるはずです。
まとめ
![](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/03/doctor-gc15f55265_1280-1024x682.jpg)
今置かれている環境や
これまでがどんな状況であっても
自分を追い込む言葉を使い自分を責めるより
自分に負荷をかけない言葉を使い自分自身をほめて
できたことを認め、ねぎらってあげましょう。
あなたの職場での実績は
事実としてだけ受けとめ、捉え方を
出来ていないことに視点を向けるより
出来ていることに視点を向けて、それを認め、ねぎらってあげましょう。
捉え方を変えると
自分が発する言葉も変わってきます。
それは自分自身にも優しくなるし
周りの接し方にも影響してきます。
この記事が少しでも
あなたの生き苦しさをやわらげる
記事になれば嬉しいです。
![aki](https://kagiakiblog.com/wp-content/uploads/2022/02/znciirgbu-e1647935029604.jpg)
いつも、ありがとうございます!
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