子供の習い事も主人の副業も長続きしないのよねー。どうしたら続くようになるのかしら?
はい!その疑問にお答えします。僕自身、続けることが苦手な特性もありますが、ポジティブ心理学を学んでからは、少しずつ改善しています。今回の記事では、その体験とポジティブ心理学実践インストラクターの知識をもとに書いていきます。
- 長続きするコツがわかる
- 無理せずに続けるコツがわかる
長続きする自分になるコツ4つ
- 20秒ルール
- 集中力をすり減らさない工夫をする
- やりたいことを5W1Hにあてはめて具体化する
- 同じ目的を持つコミュニティーに身を置く
詳しくみていきましょう!
20秒ルール
長続きをする方法の1つの『20秒ルール』とは、ポジティブ心理学の第一人者の1人、ショーン・エイカー自身が実際に被験者となって編み出した長続きする方法です。
方法はかんたんで、用意するものなどは特にありません。
20秒以内に始められる環境をつくる
たったこれだけです。
あなたの生活している周りの環境を続けようとするもしくは、習慣化したいことを20秒以内で始める環境にしてしまうのです。すぐに取りかかる環境をつくるのです。逆に20秒以上かかるとだんだん、人は面倒なことだと敬遠してしまうことが分かりました。
部屋に自分の好きなものを置いたり飾ったりしている人もいるでしょう。きっとあなたも、自分の好きなものはすぐ手に取れるところにおいてあるはずです。
なるべく手に取れる近い場所に移動させるのが、長続きするための有効な方法です。
集中力をすり減らさない工夫をする
習い事や副業をしている時に
集中力が続かないんです~。
という人はいませんか?
そんなあなたには、選択するストレスをなくすということをしていきましょう。長続きをする上で大切な視点です。
たとえば
テストや試験に向けた勉強をしていたとしましょう。
勉強している時に
こうしたものが周りにあるのであれば、人はつい手に取ってしまいます。そして、その手に取ったことに時間を取られ、あとで後悔して(ストレスになって)しまいます。
その結果「もう今日は勉強しなくていいや~。」となることが多いです。勉強に集中するのであれば、これらの選択するストレスをなくし、1つのことに注力していきましょう。
といっても、なかなかできない人はどうしたらよいか?
それは『20秒ルールを逆手にとる』ことをしてみましょう。
- スマホやタブレット
- テレビ
- マンガ
- ベッドやソファ
この赤い枠で囲んだものを、20秒以上かかる遠くに置き、手に取ること自体が面倒なところに置いてみましょう。たとえば、クローゼットの中や押し入れの中など。
もしくは、あなた自身が図書館や教室、コワーキングスペースなどに場所を移してみることをおすすめします。
やりたいことを5W1Hにあてはめて具体化する
習い事や副業をするときの動機づけや取り組み方も大事な要素です。
- 何のためにやっているのか?
- 誰がやるのか?
- どうなりたいのか?
このあたりが明確でないと、取り組んでいることに迷いや惰性でやっていることにもつながります。
「誰かに言われてしょうがないからやっていないか?」
「最初に決めた目標は何だったっけ?」
など、始めたきっかけを思い出すことをしてみると良いでしょう。
ここでは、改めて5W1Hをおさらいします。
あなたがしていることをもう一度、この5W1Hに照らし合わせてみましょう。
そして
ビジョンや目標といった展望や未来をイメージしておくと、より取り組みやすくなります。
もしかしたら、始めたきっかけ=原点にたどり着くかもしれませんね。
習い事や副業をどうしてやっているのか『振り返る時間』を作っていきましょう。
同じ目的を持つコミュニティーに身を置く
ポジティブ心理学には、良い習慣を継続する上では同じ目的を持ったコミュニティーにいることも重要なこととあります。
習い事や副業を続ける上では、相談相手や仲間も必要です。1人ですることは立派なことです。ただ、同じ目標や目的を持っている人がいる環境で取り組むのでは、大きな差が出てきます。
…本人が人と比べると自信をなくすって言うんだけど。
たしかに、自分の実力と人との実力を気にしてしまう人もいるでしょう。
ぼくもどちらかと言えば、以前は自信をなくしてしまう人でした。
習い事や副業はどちらにしても、成長し上達するには何かしらの知識のインプットが大事になってきます。あなたと同じくらいの実力の人がいれば
- もしかしたら同じようなことで悩んでいるかもしれない。
- 自分はできずにいて、周りの人はできているこの差は何?
- どうしたらできるの?
- もっとうまい人から話を聞いて、自分自身に取り入れたい!
とこれらの気づきがでてきます。
大切なのは
「どうしてできないんだろう?」という感情も出てきますが、
「どうしたらできるようになるだろう?」という視点です。
「どうしてできないんだろう?」と感情が出る人は、悩んだり自信を失ったりとネガティブな感情が多くある状態にいます。ネガティブな感情が多くある人は、いったんその感情を嫌にならずに受け入れてあげましょう。
気持ちが落ち着いてきたら、少しずつ取り組んでいきましょう。
そのうえで、同じ境遇や仲間がいるとあなたに声をかけてくれることもあります。
こんな声をかけてくれる人って、1人っきりでやっていたらまず声かけられないですよね。
同じ目的を持ったコミュニティーにいると、切磋琢磨しあえるし、協力しあえることもできます。習い事や副業を続けていきたいのであれば、なるべく同じ目的を持ったコミュニティーの中に身を置きましょう。
まとめ
長続きをする4つのコツとして
- 20秒ルール
- 集中力をすり減らさない工夫をする
- やりたいことを5W1Hにあてはめて具体化する
- 同じ目的を持つコミュニティーに身を置く
を紹介しました。この4つはどれもお金もかかりません。同じ目的を持ったコミュニティーではSNSなどを使うと、お金もそれほどかかりません。
この4つのコツをできることから取り組んで習い事や副業を良い習慣にしていくと、あなた自身も取り組んでいることが、取り組んでいること自体が楽しくなってきます。すると、自然と結果もついてきます。
まずは、この記事を読み終えたら
20秒以内に
行動にうつしてみましょう!!
記事を作成する際に参考にした書籍は『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』です。(参考:ショーン・エイカー 高橋由紀子=訳 「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」,株式会社 徳間書店,2011年8月,206ページ)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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