『自分も変われば相手も変わる』ってよく聞くけど、自分が変わるってけっこう大変じゃありませんか?
aki
こんにちは!この記事を書いているakiです。今回の記事は乗馬クラブでの仕事中に体験した出来事をもとに書いています。また、この記事は3分で読むことができるようになっています。
乗馬クラブでは馬に騎乗し、先生の指示通りに
- 常歩(なみあし)で馬を動かす
- 時には速歩(はやあし)で馬を動かす
- 左右に馬を誘導する
- 馬を止める
レッスンがあります。
これら4点が1人でできれば、とても達成感と自分の成長を味わえるレッスンです。
僕はそのレッスンで騎乗する人の近くにいてフォローをすることがあります。
フォローというのは
- 先生の指示通りに馬を動かすことが難しい
- 乗馬に自信のない
- まだ数回しか乗馬をしたことがない
初心者の人向けに、先生と協力してレッスンを手助けする仕事です。
フォローをする中で馬自体を怖がっている小学低学年の女の子と
レッスンをうけたときに
先に自分を変えると
奇跡が起こりました。
では、このあたりで、この記事を深掘りして読んでいきましょう。
自分を変えるって外見や内面を変えるの?
もし、あなたが仕事中、上司から
「外見と内面を今すぐ変えてね!」と言われたら
この上司は何を言ってるんだ?
と思うでしょう。
外見と内面をすぐに変えるのは簡単なことではありません。
トイレなどで
身だしなみを整えたり
お馬さんと触れ合ったりすることで
多少の外見・気持ちを整えるということは可能かもしれませんね。
僕が馬自体を怖がっている女の子と
レッスンをうけたときに
変化させたのは
言葉です。
馬を怖がっている女の子の様子
レッスンが始まる30分前には
今から乗るお馬さんの近くにいることができます。親御さんとその女の子を見かけると
- 親子の会話もぼそぼそとしか話さない
- 目が潤んでいる
- 不安そうな顔
- 馬に近づこうとする感じがない
様子でした。
先生が事前に
誰がフォローに入っても不安そうな顔で、騎乗するときから「もう怖いから降りたいー!」っていう子です。これ以上怖い思いをするのなら、辞めることも考えているギリギリの状態なんです。
レッスンを受け持つ先生から
ということを知らされました。
aki
話を聞いて正直、フォローする大人とのコミュニケーションも大事になってくるなーと感じましたね。
レッスン終了後の女の子の表情
一緒にレッスンを終えると、女の子も満足げな表情になっていました。
レッスンの達成感を味わえて顔も少し赤くなり、
自分でもお馬さんに乗れた!という自信が少ーし満ちている感じな顔でした。
「お馬さん、怖かった?」
と聞くと
「怖かったけど、なんか乗れた!」と言ってくれました。
どんな言葉を言ったの?
まず、ハキハキと明るく
目線を女の子と同じ高さにして自己紹介をしました。女の子に
aki
今日は○○ちゃんになるべく怖くならないお馬さんの乗り方を教えるね。
お兄さんの言うことを聞いてると怖さは全部じゃないけど、減るからね。
それと、お馬さんと仲良くなる方法も一緒に教えるよー。
と伝えました。
あとはこれまで先生の教わった事をなるべく
かんたんに伝えました。
少しずつかんたんに言い換えて伝える
僕は、レッスンが始まる前に
その子自身の悩みを直接解決する言い方にして伝えました。
なるべく怖くならない乗り方を教える
というのは、実は
先生から言われている通常の乗り方なんです。
乗馬を楽しむよりも、怖さが大きくて先生の言ってることが聞けなかったし、聞く余裕がなかったんだと思いました。それだったら
まず、この子の悩みを聞いてできる限り解決に導いていこう
と考えていくと
この子に響く言い方に変えて興味をもってもらおう
となったんです。
そしてその女の子は、小さな指示を少しずつこなしていくうちに
結果的に先生の言っていることも聞けるようになりました。
できることが増えていくにつれて、自信がつき、最後にはレッスンもこなせるようになりました。
レッスン終了後、奇跡は起きました。
その女の子から
「ありがとうございました!」
その親御さんから
「ありがとうございました!!」
そしていろんな先生からも
「本当にありがとうございました!!」
とたくさんの人から感謝されました。
やめるかどうかのギリギリにいた女の子がそこから変わりました。お気に入りの馬具などを購入したり、3カ月たつと、とうとう1人で乗り始め、速歩(はやあし)や駈足(かけあし)などの速い乗り方ができるまでに成長していました。
まとめ
ということで
そうしたら
相手も変わります。
奇跡も起こります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「記事が役に立った!」時は、ぜひSNSでシェアしてくれると嬉しいです!
また、この記事に関する悩みや疑問・質問など
ご自由にコメント欄に投稿していただけるとうれしいです。(コメント欄はこの記事の最下部です)
※いただいたコメントは拝見し真剣に回答させていただきます。
コメント