飼っている猫が肥満細胞腫の疑いで入院しています。手術や治療費ってどれくらいかかるものなんでしょうか?
あき家の愛猫シュリちゃんも肥満細胞腫の疑いで入院しました。診断結果は、肥満細胞腫で手術もすることになりました。今回の記事は、肥満細胞腫によってかかった治療費や、その時買っていてよかったものを実体験をもとに紹介していきます。
肥満細胞腫にかかった治療費
肥満細胞腫というのは
皮膚や内臓、顔などに腫瘍ができ良性・悪性とあり、放っておくと全身に広がっていく進行性のある病気です。
愛猫シュリちゃんは、右の後ろ足にポチっと腫れ物のような感じでできました。5㎝ほど赤くなっています。※刺激的な画像が表示されます。ご了承ください。
発見した当初は、手術をすることになることなんて想像もしていませんでした。他に症状としては、ほぼ毎日食後に、おう吐をすることが多くありました。
ネコちゃんで言うと、主に顔に出やすく、内臓に腫瘍ができてしまうと手術も大変で全身に広がってしまうリスクがあるそうです。
肥満細胞腫について、詳しく知りたい方はこちらから。
「肥満じゃないんだけど、肥満細胞腫かも。」という聞きなれない病名をお医者さんから言われ、家に帰っていろんな感情がめぐりました。不安になって、肥満細胞腫とたくさん検索をしました。
シュリちゃんが肥満細胞腫になって、およそ3日間動物病院でお世話になりました。いろんな検査と入院2日を含めてかかった費用がこちらです。※名前、動物病院名は伏せています。
3日間の内約は次の通りです。
支払った金額は、139,458円でした。
動物病院の方針や検査などをするかどうかでも、費用は40,000円~150,000円と変わるようです。
猫の肥満細胞腫の症状はけっこうある?
いろんな検査を受けて、手術後
シュリちゃんは無事に戻ってきました。腫瘍を取り除いてもらいましたが
抜糸のある部分をなめてしまわないように、エリザベスカラーをつけて退院となりました。※刺激的な画像が表示されます。ご了承ください。
およそ10㎝ほど手術をした場所が分かります。
お医者さんによると
肥満細胞腫はネコちゃんの病気の症状でも、よくあることのようです。退院後、一週間ほど処方された薬を飲んで過ごしました。
お医者さんからは
家に着いたら、安静にして過ごしてくださいね。
と言われたにもかかわらず、ぴょん!とテーブルの上に乗ってしまうシュリちゃん。ちょっとずつ、元気になってきました。
抜糸をするために再度、動物病院へ行くと正式に、肥満細胞腫ということが分かりました。
手術後の安静時に買っててよかったもの
退院して安静にしていた時期に、買ってて助かったものを紹介します。
1.涙やけクリーナー
まずは、目元をきれいにする、涙やけクリーナーです。
※Amazonのみ、リンク付けをしています。
首元にエリザベスカラーをつけているため、目ヤニがシュリちゃん自身取れません。
顔が不衛生になってしまわないように、マメにとるように気をつけました。
2.猫砂
2つ目は、猫砂です。
猫砂って当たり前にあるんじゃない?
と思うかもしれませんが、あって良かったのが猫砂の量です。
エリザベスカラーをつけて
トイレをすると視界も狭まるため、たびたび砂のない所やトイレの壁際に失敗をしていました。
おまけにシュリちゃんは「入院2日間、緊張もあったのか、一度もトイレをしなかったんです。」と看護師さんから聞きました。どうやら我慢していたようです。
家に戻って、緊張の糸が切れたのか突然
「わおぉん!わおぉん!!」と言って何度も砂トイレへ行っていました。
速い時は1度寝そべってドデーン!と横になったと思いきや、思い出したかのようにすぐにトイレへかけ込むようになったり。
この時ばかりはトイレの砂がどんどん無くなっていきました。トイレの砂を多く買って、ストックがあって本当に良かったなと感じました。
3.チュールとチュールをはさむ物
シュリちゃんは
飲み薬をすぐに吐き出すことが多かったので、チュールがあってとても助かりました。
薬を異物というか
苦いと思うのかは分かりませんが、すぐに吐き出してしまうシュリちゃん。
チュールを分けてネコちゃんにあげたい場合は
こちらも重宝します。
薬をポイっ!と口の中に入れて、ゴックンと薬を飲んだのを確認してから
チュールをあげると勢いよく、なめとって飲み込んでくれました。
最後は
4.健康なうちにペット保険に入っておく
入院や手術で支払った金額は、139,458円でした。
いったんは全額払いましたが
とあるペット保険に2年ほど前に入っていたため、今回の入院・手術の申請をすると(入院・手術のグレード)、8~9割くらいか保険のお金が戻ってきました。
※必ず、保険が戻ってくるとは限りません。それぞれのペット保険の会社へ問い合わせてみましょう。
おかげさまで、支払い後2週間ほどで保険のお金が手元に入ってきたので、一安心しました。大きな金額の移動があると
「今月の支払い大丈夫だろうか?」と
いろいろと不安になりました。
このときばかりは
小さな額だけれども、ペット保険に健康な時に入っていて本当に良かったな!と実感しました。※刺激的な画像が表示されます。ご了承ください。
ネコちゃんを飼っていると身近にあって当たり前の物かもしれませんが、改めてストックする、持っておく、保険をかけておく大切さを学びました。
まとめ
もしお金が払えずにいると
そもそもの手術などができずあきらめてしまっていたかもしれません。病気の進行にともなって、死を迎えるしかないという選択だけだと、なんともむなしく感じました。
また、これまで自分が生きてきた中で
飼っているペットが手術・入院をする経験は初めてのことでした。
手術・入院する運びとなった時は何をどうしたら良いのかが分からず、そして誰にも相談できずに、ただ流れに身をまかせてしまい不安を多く感じました。
ペットが手術・入院することになった経験をした人やペットの病気・症状を克服したことのある飼い主さんが、周りにいたら少しは不安も解消できたかもしれません。
そして調べてみると
飼い主さん同士が情報を共有できるサービスが世の中にはあるんですね。
こんなサービスがあるの知らなかったー!…ぼくは、シュリちゃんが退院してから最近知りました(泣)
犬猫に関するお悩み共有サービスDOQATでは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで出てこない(知りたい情報にたどり着けない)情報が共有されていることがありました。(僕の検索の仕方が悪いだけかもしれませんが)
犬猫に関するお悩み共有サービスDOQATも
よろしければ、ぜひ見てみてください!
長くなりましたが、なんにせよ
- ペットの異変に気づいたら、すぐに動物病院へ行く
- お支払いのできるお金は、できる限り貯金しておく
- 当たり前にある物に感謝する
- ペットの相談ができる人脈、SNS、サービス何か持っておく
ことをおすすめします。
そして、いつも癒しを与えてくれる
ペット、愛猫シュリちゃんに感謝ですね。本当にいつも、ありがとう!シュリちゃん!
この記事があなたの暮らしに
少しでもお役立ちできたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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