熱中症から自分を守るグッズはよくありますが、暑い中仕事をするうえで何か良い取り組み方はありませんか?
はい、あります!ぼくは仕事中、不注意によって熱中症になってしまいました。ふり返ってみると熱中症となってしまったのは、ある『思い込み』が原因でした。この思い込みから何を次に活かせるのかをポジティブ心理学実践インストラクターの視点と自分の実体験をもとに、仕事への取り組み方を4つ紹介していきます。
この記事では
- 全部1人で仕事をしてしまう
- つい仕事への責任感が強なってしまい、手が抜けない
- 手を抜くという言葉に罪悪感を感じてしまい、結局手が抜けない
という悩みを解決していきます。
熱中症になりやすい人って
熱中症になった時をふり返ってみると、真夏日のカンカン照りな日でした。
さらに梅雨時期のたまたま晴れた日で、気温も最高気温は32.3℃と前日の雨の日よりもぐーんと気温の上がった日でした。
スーッと風の吹く日なら良かったのですが、ムシムシするような暑さを感じる日でした。そんな中を体を動かして働いていました。
それこそ、うだるような暑さと湿気のある環境で
頭がぼーっとしてしまう環境だったんです。
さらに加えて、頭の中では
- 周りを気にしすぎて
- 自分がいないと全体の仕事が成り立たないと思ってしまい
- 段取りを考えられなくなっていった
んです。
この思い込みがさらに自分を追い込んでしまったがために、無理がたたり熱中症になったのではないかと分析しています。熱中症になりやすい人はある意味で、目の前のことに熱中し過ぎてしまっている人とも言えるかもしれません。
もちろん、熱中症を防ぐには
水分・塩分補給や体の熱を冷ます冷却タオル、休憩などは必須です。また、なによりも
などにより、働く環境は大きく変わります。
これらのポイントと仕事への思い込みがある中で、どうしたら熱中症を防ぎながら仕事ができるか?
具体的な対策は次の4つです。
- 仕事を完ぺきにしない
- 全部ポジティブに考えない
- 体調を整えておく
- 助け合える人間関係を作る
詳しくみていきましょう!
熱中症を防ぐ4つの働き方
1.仕事を完ぺきにしない
完ぺきにしない=サボっていいということではありません。
ただ
と、融通が利くよう頭の中で整理しておくということです。
サクッと仕事が終わるのであれば、欲張らずにサッサと余裕をもって仕事を終えましょう。余裕を持つことで、気持ちにも余裕が生まれてきます。
余裕が生まれてくることで、仕事と仕事上がりのオンとオフの気持ちの切り替えにもつながってきます。
2.全部ポジティブに考えない
今日の仕事は何でもスムーズにできてる!私ってやればできるじゃん♪
と思った経験、あなたはありませんか?
仕事や業績が上がっていけば、きっと誰でも楽観的に思ってしまいます。ここで気をつけておきたいのは、極端に楽観的に考えないようにするという点です。
欧州のポジティブ心理学の第一人者、イローナ・ボニウェル によると
楽観主義者とは、単に厄介な出来事から目を背けて、幸福に対する脅威を無視する人のことではないのです。たとえば、彼らは体の不調のサインによく気づき、将来、深刻になるかもしれない問題をいち早く発見します。
ポジティブ心理学が1冊でわかる本 55ページ~56ページ
著者 イローナ・ボニウェル
監訳者 成瀬まゆみ
発行 株式会社国書刊行会
とあります。
自分自身の体力や能力、経験を踏まえたうえで
と、自分で自分をねぎらい優しく接するようにしましょう。できない自分のことも「そんな時もあるよね!」と認めてあげると冷静に自分を見ることができます。
それでも自分のことを認めてあげられない時は「できないような時もあるよね、いつもありがとう!」と紙に書いたり、口に出したりしてアウトプットすると気持ちも変化していきます。
3.体調を整えておく
仕事を進めていくには、体調を整えておくことも大切なことです。
仕事への集中力や注意力が少なくなる原因として
- 夜遅くまでスマホをじーっとながめている
- 目覚まし時計がジリリリー!となっても起きられない
- ガツガツと好きなものばかり食べる
があげられます。
ポジティブ心理学でも近年、体の健康状態といったバイタリティー「活力や活気、生命力」があることも幸せを感じる要素の1つであるという考え方が広がっています。
良質な睡眠、栄養バランスのとれた食事、無理のない運動などを取り入れ、クリエイティブに仕事を進められる下準備をしておきましょう。
休みの日をどのように過ごすかも大事なことです。
4.助け合える人間関係を作る
あなたは、職場でもお互いが助け合えたりフォローし合える人間関係はありますか?
自分にとってドーン!と大きな困難なことが起こったとしても、良い人間関係があることで案外かんたんに困難を解決することができます。
また自分1人でコツコツ進めるよりも、実は何人かで協力するとパパっ!と負担なく早く仕事もすむこともあります。体力を必要とするものであれば、なおさら助け合いながら仕事を進めていきましょう。
職場の人と仕事内容の会話だけでなく休みの日にやっていることやたわいもない雑談をし、緊張感を解いて笑い合い冗談の言える関係までいくと、お互いの長所や魅力も発見できます。
まとめ
熱中症を防ぎながら仕事をすすめていく対策として
- 仕事を完ぺきにしない
- 全部ポジティブに考えない
- 体調を整えておく
- 助け合える人間関係を作る
の4点を紹介しました。
熱中症になってしまいましたが、この4点を見直したり実践していることで、僕の周りにも少しずつ変化が起こりました。
その変化は
です。自分自身への意識も以前より優しくなりました。
そうはいっても
わたしにもできるのかなー…。
という人も、いるかもしれませんね。
対策の4つ全部できなくても大丈夫です。完ぺきに実行しなくて良いです。
大切なのは、あなたがあなた自身にやさしく接してあげることです。そして、寄り添うようにやさしく接する行動を実際にしてみましょう。
その行動があなたの変わる、最初の第一歩になりますから。
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