来年の3月に大学を卒業するんだけど、働き方が自分に合うかどうか不安なんだよね。このまま正社員の道を進んで良いんでしょうか?
働き方が自分に合うかどうか不安のあるまま、次のステップを歩いていくのってけっこう…しんどいですよね。今では正社員だけではない働き方も、いろいろたくさんあります。今回の記事は、自分の実体験とポジティブ心理学の知識をもとに働き方について書いていきます。
就活していても世間や親の意見が気になる
僕自身が大学在学中に就職活動をしていた時は、どうしても
- 世間の風潮(SNSや世の中のだいたいの人の考えること)
- 近所の人や両親、親戚
- 周りの友達や同じゼミ生、大学教授、キャリアセンターのスタッフ
などの視線を気にしつつ、就職活動をしていることがありました。
特に、同じゼミ生というと有名な大企業なのか、地方の企業なのか、中小企業なのかなど、どうしても横一線で比べてしまうことがありました。
自己分析や自分の長所・短所を履歴書に書いて、面接に行って、自分の魅力を企業にPRしているにもかかわらず
知らず知らずのうちに自分と友達を比べて
落ち込んでしまう。就職活動が始まるまでは
学力だけを比べていて良かったかもしれません。ですが
学力だけでは測れないあなただけの実力や魅力
を会社は求めています。
そんな中、就職希望の会社から内定を周りの友達が取ってきた時には
いいなぁ…。自分は希望先の内定が取れるだろうか?
と落ち込んだり、自分の魅力って何なのかって考えてしまうことありますよね。
また、自分の親が
ご近所さんの目もあるから、良いところに就職してね!
とか言われると
「自分は良い手本になるように、良い会社へ就職しなければならない!」
と考えてしまう…のも無理はありません。
また、厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況によると、新規大卒就職者が就職後3年以内に離職するのは31.2%と言われています。
およそ3割をこえています。
参照元 2021年10月22日(金)掲載 厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況を公表します
僕自身、大学を卒業して会社に入社した時は
が今よりも根強くありました。良い悪いというのではなく、僕は
「会社に貢献しよう!地域に光が当たるように日々仕事に専念しよう!」
と、むしろ本音を隠して大義名分で働いていました。(どんな考え方もしくはマインドで、働いたら良いか模索しながらでした)
そのうち、ふと
自分の将来のことを考えた時に、何のために自分は働いているのか分からなくなったんです。
いろんなプレッシャーがありながら、もがきながら、悩みながらでも次のステップを考えているあなたは、本当に素晴らしいです!
定年まで働くよりもあなたが働き方を選ぶ
もし、あなたがたくさんの自己分析や学生向けのキャリアアップのセミナーなどに参加し、いろんな知識を持っているのなら
自分のやりたいことや自分軸となるものを大切にしましょう!
と言われたことがあるかもしれません。
自分のやりたいこと…?
自分軸…?
そもそも、自分は何がやりたいんだっけ…?
- 友達と何でもない話をわちゃわちゃ話したり
- カフェでの~んびりコーヒーを飲んだり
- 温泉や旅行に突然、ビューンと行ったり
- 時にはお付き合いしている人と2人で楽しく過ごしたい
とか
ぐらいしかない…。
と思っているあなた!それが良いんです。
いやいや!大卒なんだし社会に大きく貢献して、たくさんの人の役に立ちたいんです!!
というのは、正直に言いますが人様や周りの人の目を気にした建前(たてまえ)です。
もちろん、時にはそれも大事です。
でも
- 友達と何でもない話をわちゃわちゃ話したり
- カフェでの~んびりコーヒーを飲んだり
- 温泉や旅行にビューンと行ったり
- 時にはお付き合いしている人と2人で楽しく過ごしたい
ことって、これからもしたいことですよね。
これって、周りの人には自分の欲みたいなもので大きく言えないけれど、あなたの本音じゃありませんか?
建て前よりも、本音を実は大事にしてほしいということなんです。
大卒であっても本音を大切にする
他にも本音であれば
- 玉の輿に乗りたい
- お金持ちになり、何不自由なく暮らしたい
- 家族との時間はほしい
という本音もあって良いんです。大切なのは
何歳くらいまでにこんなことを実現していたいという
将来・未来の願望や夢、目標をできれば紙媒体やデータで描いてみましょう。本音を大切にするにはどうしたら良いのか、というと
=自分の人生、どんな生活をして暮らしていたい?
ということでもあります。
ライフステージや人生設計とまでは言いませんが
ことで
「あれ?自分ってなんでこの会社で働いているんだっけ?」とか
「このまま正社員になって定年を迎えるのって、自分には無理かも~。」という気持ちも少なくなります。
お金にがめつい言われようが人からの評価は、気にしない方が実はけっこう楽なんです。
将来のイメージを描いてみると
たとえば、本音を大切にしたままビジョンを描いてみたら、こんなふうになります。
本音を大切にすると、次は
どうしたらその本音が実現するだろうな~?という具体策が見えてきます。上の図を掘り下げると、こんな具体策が見えてきます。
と、あなたのやりたいことがやっておきたいことへと変化します。
ただ、本音を言うと少なからずその本音に対して、抑圧してくる存在も出てきます。最初に出てきた
- 世間の風潮(SNSや世の中のだいたいの人の考えること)
- 近所の人や両親、親戚
- 周りの友達や同じゼミ生、大学教授、キャリアセンターのスタッフ
という人たちです。
よく言われる、ドリームキラーのことかな!
そのとおりです。
逆に
「あなたのやりたいこと、それ、おもしろそうだね!やってみたら?」という人の方が少ないかもしれませんね。
専門学校や大学などでは会社に貢献する、社会で自分の培った実力を還元していくとよく言われたりします。
ただ、会社に貢献する、社会で自分の培った実力を還元していくというのはあくまで、建て前にすぎません。(建て前ももちろん、大事です)
あなたの本音、それは
きれいごとではなくあなたの実現したいこと、夢や願望、叶えたいこと、目標や達成したいこと
を、実際に描いてみましょう。
あなたの人生は、あなたが主人公であるはずです。だから「あなたのやりたいことをやりましょう!(けっして突き放して言っているわけではありません)」と言うことになっちゃうんですね。
ポジティブ心理学には
心理学博士のタル・ベン・シャハーは
自分のための明確な目標がなければ、外からの圧力に押し流されて、自分の欲求に根ざした活動をすることはできなくなってしまいます。外からの要求に受動的に応じていくだけなのか、それとも積極的に自分の人生をつくりあげていくのか、あなたはよく考える必要があります。
ハーバードの人生を変える授業 195ページ 5~8行目引用
著者 タル・ベン・シャハー
訳者 成瀬まゆみ
発行所 大和書房
と述べています。
また、この記事自体も、あなたにとって外からの圧力(力が強くなっていたら恐縮です。)になっているかもしれません。
この記事をとおして
あなたが次に何を考えて、どう動いていくのかが大切なんです。
本音は別に人に見せなくてもよいものですし、あなたが見失わないようにしておくだけでいいんです。本音を大切にすることは、あなた自身を大切にすることにもつながります。
まとめ
働き方が自分に合うかどうか不安であれば
ことで、そのビジョンと照らし合わせながら働き方が合っていれば、そのまま続けてみましょう。合っていなければ、修正できるように思い切った舵を切ってみましょう。
舵を切るといって真っ先に思い浮かぶのが、転職ですが他にも
と、それこそいろんな働き方や過ごし方の選択肢が出てきます。
もし
正社員のレールに乗って、もう降りられない状態であっても将来や未来のビジョンを描いてみて
あなた
30代では管理職になるかもだから、今できることは、まずは自分の任された仕事をすることと、合わせて余裕が持ててきたら、職場の全体の動きを見つつ改善点や改良点をメモしておこう!
と先のことを考えておいて仕事に就くと、あなたのキャリアアップにもつながります。
世間や周りの近いところだけに目線を落とすのではなく
と、あなたの、あなたでしかできないことがスーッと見えてきます。
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