自分がだんだん何の仕事がしたいのか分からなくなってきました。こんな時どうしたら良いんだろう?
aki
はい!その疑問を解決していきます。実は、今の職に就く前はうつの状態が強くて働く気力すらない長ーい期間がありました。それでも今はおかげさまで働くことができています。今回の記事は、療養していた時期の実体験とその時の医師のアドバイス、ポジティブ心理学の知識をもとに書いています。
この時点で、あなたにとって、この記事を読むことが苦しくなるようでしたら、まだ読まないほうが良いかもしれません。担当医と相談し投薬や療養に専念し、ゆったりと休みましょう。
- 何の仕事がしたいのかがわかる
- 何の仕事をどう選んだらよいかがわかる
何をしたいのかが分からなくなる
何の仕事がしたいか?これだけを考えていると、答えが分からなくなることがあります。
たとえば、仮にあなたの次に就きたい仕事が見つかったとします。
最初は自分が就きたい仕事だったため、飛び跳ねるくらい嬉しいですが
数か月、もしくは何年かたったとき
就きたい仕事のイメージと違ったことをしている時って必ず出てくるんです。その職の職域や地位が上がれば上がるほど、思っていた仕事と違った仕事をしていることがあります。
接客に関わる仕事を例にするなら
- 身だしなみやマナーの徹底
- 個人の売り上げ目標の設定
- 部下が入れば社員教育をする
- 在庫確認をする
- 売り上げ目標が低ければ、相手・取引先などへリストを見て電話をかける
- お客様への呼び込みをする
など、あなたに任される仕事の幅が増えてきます。正社員であれば多岐にわたります。思ってもみないいろんな仕事をしていく中でふと、その時に
こんな仕事を私はしたかったっけ?
あれ?自分って何の仕事がしたいんだったっけ?
と、またこの問いが頭の中に出てきます。
…そして、また自分探しの旅が始まってしまうんですね。
若い年齢であれば転職もありですが、年齢を重ねるほど簡単ではなくなってきます。
医師が言った一言
僕自身、うつの状態がひどいときは
自分のこれまでの働き方や人間関係から過去を卑下し、そんなことをずーっと考える今の自分を嘆いて、今から起こる未来を怖がり、未来への不安がどんどんふくらんでいくという負のスパイラル状態が続いていました。
もちろん心療内科から
などをしていましたが、何か
akiの心の状態
いや!ぼくはもっとできるんだ!!こんなことで悩んでいる暇ではない!!!
というプライドというか、意地というか凝り固まった感情が出まくっていました。そんなとき、医師から
休むというのは、体と心を休めるということ。気分転換をして心も休めてあげるという意味でもあるんだよ。だからこれまでできなかったことやあなたがしたかったことをやってみましょう。
その言葉があってからは
少しずつ自分のやりたかったことやできなかったことを思い出してはやってみることにしました。いろいろ試してみては失敗も経験し、やってはみたものの案外できなかったなど経験を積むということ自体が面白くなってきました。
やがて
それがだんだんと仕事になってきたときは、1㍍飛びはねるくらい嬉しかったんです。
では、その間、何を考えながら経験を積んでいたかというと…
それは、○○になってたら良いな~をイメージすることを考えて経験を積んでいたんです。
ビジョンをイメージする
あっ!もしかして未来の自分の暮らし方をイメージしてみる感じかな?
aki
そのとおりです!
- ○○な感じで暮らしていたい!
- ○○になっていたらいいなー!
- こんな人と○○な生活がしてみたいなー!
こんなふうにイメージで良いんです。できれば紙に書きだすのもおすすめします。
未来のあなた自身の○○したいというビジョンを先に書き出してみましょう。図にしてみました。
たとえば
将来はあったかい南国に住みたいというビジョンがあったとしましょう。
ビジョンがあるうえで
今から自分はどうしていきたいか?何をしたいか?を考えて行動に落とし込んでいくと、行動しやすくなります。また前向きな目標やビジョンを持つと、より動きやすくなります。
今の自分に聞いてみる
ビジョンが思い浮かばないという人には
未来から今の自分に聞いてみるという逆算で考えてくると、自分が何をしたいのかが見えてきます。
仮に、あなたがかなりのご高齢になり、体調などを崩してベッドで寝たきり状態になり医師から余命を告げられていたとしましょう。
その時に
- 後悔の気持ちが出てきたとしたら、何に後悔しているでしょうか?
- 何をしていなかったから後悔したのでしょうか?
こちらも図にしてみました。
図のように
Q.悔いが残らないためには、どんなことをした方が良いですか?
という質問に対して
A.南国で暮らしてみたい
という答えなら、今からどんなことをしたら良いのか、何をしたらそのしてみたいことが実現できるのかが具体的に見えてきます。
南国で暮らしてみたいのなら
- 海外の言語を習得していた方が良いかな?
- どんな環境であればより習得しやすいかな?
- ワーキングホリデーで働いてみようかな?
- ワーホリのつながりのあるところで、自分も活躍できて続けられる職に就こうかな?
と、自然と自分の進みたい方向が見えてきます。
キャリアを積みたいのならば、そのお店のオーナーになりたいなどさらに就きたい仕事が見えてきます。
逆算するように考えると、しておいた方が良いことも見えてきます。
記事を作成する際に参考にした書籍は、『ハーバードの人生を変える授業』です。(参考:タル・ベン・シャハー 成瀬まゆみ=訳「ハーバードの人生を変える授業」,大和書房,2010年11月,212ページ)
まとめ
何の仕事がしたいのかと分からなくなった時は
をしてみましょう。すぐに分からなくても何かのきっかけになったり、経験を積むことでまた、あなたの向き不向きや適性なども分かってきます。
大切なのは経験を積むということ。
経験を積むことで、自分の新たな魅力が見えてきますよ。
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